孤独のグルメ [日記]
昔お客さんのタンメン君が一冊のマンガをもって来てくれた。
そして文庫本が出ているので買ってみた。
「孤独のグルメ」
http://www.amazon.co.jp/gp/product/459402856X/249-1195586-8057955?v=glance&n=465392&s=gateway
内容は
主人公・井之頭五郎は、食べる。それも、よくある街角の定食屋やラーメン屋で、ひたすら食べる。時間や社会にとらわれず、幸福に空腹を満たすとき、彼はつかの間自分勝手になり、「自由」になる。孤独のグルメ—。それは、誰にも邪魔されず、気を使わずものを食べるという孤高の行為だ。そして、この行為こそが現代人に平等に与えられた、最高の「癒し」といえるのである。(本文から)
とにかくこの文庫本の内容を見ても分からないと思うんですが、
とにかく知らない飯屋にいって酒が飲めない主人公がひたすら食べ勝手に思って、勝手に思い出して
かってに、、、、、。 とにかくぼくは妄想というのは「自由」そのものだと思っている。
そして歌を作ったり、絵を描いたりという行為にその「自由」は似ている、というかそのものなのではないか?
とにかくこのマンガはリアルだ。 なんだか昔の回想シーンになって、昔の彼女が
売れっ子女優で、、、、。とか非現実的なところもあるんですが、そこをふまえて店内の描写や
食べ物の感じなんかますますリアルにおもえて、行ったことがある店は「ふむふむ」と思ったりする。
そういえば私も知らない店にいった時はいろんなことを考えてみたりして、、、。
「この主人、この店を作るにあったってどんな苦労があったのか?」
とか店に味に全く関係なく妄想を膨らませていたりする。
この本の中で一番最高だったのは原作者のあとがきだ。
これを書くと長くなるのでまた今度話したいです。
タンメン君がこの町を離れ隣の県に引っ越しするとの言うこと
彼も新たな「孤独のグルメ」になって引っ越し先の店を探検して欲しい。
余談だがタンメン君、近くに「カズノヤ」という天丼やがあるらしい。
まずそこを探検したまえ!(指令)
ひとりで入るコワサを、ビクビクしてる自分をわかっていながら、イイ店を見つけた時の喜び、早く人に教えたい…でも教えたくない、という気分。それが、グルメガイド読んで店の外にゾロゾロ並んで食う連中にわかるものかバカヤロー!(あとがきから)
爽快だ!
by hazmail (2006-08-09 15:34)