伊豆大島のこと その１

豚の角煮

オープンする前に「散歩の達人」という雑誌に私の店が紹介されたことがあった。
その取材の時に「おすすめのお酒は？」と編集者の方に訪ねられたので、
「エー　伊豆大島の焼酎で御神火です。」と答えると、にわかに編集者の方々がざわつき始めた。
（うむ。凄い有名な焼酎なのかな？）など勝手に思ってたのですが（凄い焼酎ですよ！御神火は。）
編集者の方から「その焼酎の蔵元が散歩の達人の中の一円大王というコーナーのライターです。」
との答え。
はじめ蔵元とライターと結びつかない業種を言われて戸惑ったがやっと二毛作で
やってるというのがわかった。そのときは、（偶然だなー）と思い、終わってしまったのですが、１年ほどたって御神火のホームページをみて、メールアドレスを知ってやり取りしていくうちに、伊豆大島に興味を持ち始め、御神火の蔵に行くことになりました。（つづく）

お花見４月１０日に変更しようと思っているのですが、３日は雨みたいです。
桜も咲かないようだし。　　桜は関係ない？

コメント 1

はじめまして。
御神火を造っている一円大王こと谷口英久です。
焼酎造りは子供のころから手伝っていたので
なんとなく勘どころ、というのがわかります。
「一円大王」を「散歩の達人」に連載していたころから
本格的に実家の焼酎がダメになり
伊豆大島に帰って造り始めました。
ただ、「ライターがそんなこと、できるか？」
と編集部でも見られていたように思います。
今でも取材にくる人が
「物書きで、焼酎も造っている」
ということに戸惑うようです。
とくに雑誌に載るときは
物書き、という部分は消去されることが多いんですね。
つまり読み手が混乱する、ということなんでしょう。
ま、どっちでも良いんです。
おいしい焼酎とはどういうものか？
身体にしみこんでゆくもの。
身体が嫌がらないもの。
身体が歓ぶもの。
そういうものを造りたい、と
思っています。
ながくなってすみません。
その２を楽しみにしています。
by 一円大王 (2005-04-01 20:35)